ヴィッツレース 第4戦 岡山!!
2018.10.19
モノを自分と対等の立場においてパートナーとして付き合う。
言葉は簡単だがなかなかそうなれるものではない。
でも上手くいくとそれがキーデバイスとなって様々なシーンを
演出していき、人生が豊かにする。人生が変わる。
「クルマに乗っていたから」一生付き合える友達が沢山出来た
「クルマに乗っていたから」熱中できる趣味(Race)に出会えた
「クルマに乗っていたから」憧れの仕事に出会えた
「クルマに乗っていたから」クルマが大好きになった!

まさしくそのきっかけをネッツ神戸が創り出そう!
そんな大きな信念でVitzレース活動を続けて3年になる。
意味あるのか?単なるレースだろう?どうせ好き者の集まりだろ?
当初は社内でそんな逆風に常にさらされてきたのも事実だ。
でも活動を続けていく内にそれこそ様々な人が関わり、
沢山のコミュニケーションが生まれ、徐々に上がっていく実績と相まって
次第にモチベーションが上がっていき、いつの間にか人と人を繋ぐ連帯感が生まれた。
セッティングやレースの結果で一喜一憂を仲間で共有し続けることで、
今ではそれが会社規模になり、お客様が応援に駆けつけてくれるまでになった。
今年最後となるシリーズ戦。この1年は挑戦の連続で
思うような結果が出ず、声がかけられない程悔しがる姿も見てきた。
でもどんな状況になろうとも走り続ける。
全ては結果を出すために。そして次世代へつないでいく為に!
VITZRACE関西シリーズ第4戦 岡山国際サーキット

毎度ながらレースは事前準備から始まる。
練習ももちろんそうだがそれに伴う車の整備。
クルマは機械の集合体。その機械を正しく動かすのがエンジニアの役割であり
レースにおいて最も重要なポジョンだ。当日も朝早くから準備に取り掛かる。
しかしながらこのレースはクルマに直接手を入れ工夫する事は出来ない。
だからこそ難しい。機械的な工夫は一切出来ないために当たり前のものを
当たり前に組むしかない。
でも、同じ車でも時間が経てば走り方などで個体差も出てくる。
全く手を入れる事が出来ない中でエンジニアは知恵を絞り出来るだけ
不利にならないようにクルマを仕上げる。それはもう職人技だ。

やり残したことは無いか?忘れていることは無いか?
タイヤの溝1つにも気を配りながらエンジニアたちはレーススタートまで
常に自問自答を繰り返す。全てはドライバーが走りやすいように。
そして最高の勝負できるように。そしてその想いは普段のお客様への整備に根付いていく。

出場者は久々に3台となった。特筆すべきは本来の業務とエンジニア最高峰の資格を
取得する為に戦列を離れていたピンクが帰ってきたことだ。
高い目標を課せられた上層部との約束。
本人にとってはいばらの道だったはずだが応援してくれるお客様の為に
きちんと応えきって帰ってきた。もうそれだけで最高に格好いい。
ルーキーは変わらず安定した走りを見せる。
もう次世代のエースとして遜色ないほどに成長した。
爽やかな語り口と風貌からは想像できない走りを見せるが
才能に溺れることなく常にクレバーだ。
常に頭の片隅に置き練習でコツコツ何かを積み上げていく。
様々な事を試しながらモノにできるものを見つけ出し確実に実行する。
その積み上げが結果に結びつく。
「いつの間にか後ろに貼りついている」それはもうスナイパーだ。
予選は勝利のレッド43号第4位、23号(ブルー)第7位
22号(ピンク)第18位という結果
予想を裏切らない結果にスタッフもお客様も気持ちが盛り上がる。
今回もキッズたちのサインを掲げての挑戦。
書いてもらってから一貫して続けている事の一つだ。
「みんなの力を貰って走るんだよ!」をお子様にも。
普段キッズエンジニアなどで整備した車が実際にサーキットで戦う。
エンジニアもお子様も想いを同じにして挑むのだ。
ドライバーとのコミュニケーションも出来るようになりより身近に
感じてもらっている。さあみんなの願いを受け取った!
あとはレースにぶつけてくる!
運命のスタートが切られた。

さあスタートだ!エースは昔は苦手だったスタートを綺麗に決め、
第一コーナーへ飛び込む。本来はここでもいきなり勝負に出たかった筈だが
相手も相当の猛者。なかなか思うようにはいかず4位のまま。


ルーキーは7位からのスタート。スマートなスタートをしたなと思っていると
コーナー手前で突然クルマを内側に寄せ、その動きに反応した前の2台を
一気に抜き去る!!おお凄い!!狙ってたのか!?と思いきや
1台の猛者のカウンターをくらい1つ順位を上げるに留まった。
先にも書いたが本当に意外な事をやってのけるスナイパーだ。


一方ピンクは幾分か後方スタート。いろいろ苦難を乗り越えて賢い走りをするように
なったかと思いきや、迫力だけは健在だ。前の2台と違い前に団子状態で車がひしめき合う中、果敢にゆさぶりをかけ前に押し出すように車を駆り
早々に1台パスし1つ順位を上げた。。
一方エースはここからしばらくは膠着状態が続く。
今迄は前に距離があることが多く、後ろを気にしながらとにかく前へ!
というある程度勢いに乗ることが出来たが、自分の隙を見せずに
相手の隙を突くタイミングを見計らう苦しい時間が続く。
膠着と言っても後ろも前も同じくらい気にしておかなければならないのだ。


4週目。その均衡が一気に崩れ去る。
自分が仕掛けるより先に前の1台がコーナー手前から勝負に出た。
接触しそうになってもラインを譲らず殆ど押しのけるような感じで
2位に浮上した隙をついてエースも勝負を仕掛ける。押しのけられた1台が
失速した一瞬を見抜いてエースはフルスロットルで勝負に出る。
エースの意思に呼応し最大限の大気とガソリンを得た1NZエンジンが
一気に野太い雄たけびを上げ車体を前に押し出す。
その勢いで鼻先差で前に出るとそのまま3位へ浮上した!
地響きに近い歓声だった観客席とは裏腹に後ろからの猛プレッシャーに耐える時間となる。ブルーから撮った画像を見てほしい。この状態が延々と続いたのだ。


常に車体を少しずらせて
追い抜く隙をうかがう後者と後ろのプレッシャーをかわしながら
2位の隙を狙う。もうここまで来ると今迄の経験と精神力と運だ。

今迄ずっと夢見てきた表彰台。ネッツ神戸の看板を背負いながら必死に
ゴールまで走り抜ける。かたずをのんで見守る者。
力の限り叫んで応援する者。それぞれの想いが交錯しながらも願いは一つだ。
表彰台にあがるという共通の願い。社員がお客様が1つになった瞬間だ。
激しいプレッシャーをかけられながらもエースは3位でフィニッシュした。
ブルー(ルーキー)は1つ順位を上げて6位。ピンク(中堅)も1つ順位を上げて16位
(最終公式結果で失格が出たため、その後それぞれ1つづつ順位が上がった)

表彰台に上がる者だけが許される駐車エリアに誘導される。

社員がもっと一つになる。その元気をお客様に!
もう何度この言葉を繰り返してきただろう。
素人集団で活動を初めて3年。待ち望んだ最高の瞬間が訪れた。


クルマを降りた瞬間メンバーは思わず抱き合った。
そして滅多に笑わない総監督が最高の笑顔で迎える!
思えば当初から彼は公言していた。仕事のクオリティを下げずに結果す・・と。
このレース活動を絶やさないために。絶やさず続ければきっとお客様に伝わると
信じて。今迄やってきてよかった。その全てが現実になった。
辛い練習、時にはメンバー同士でぶつかり合いながらも1つのモノを作り上げた。
これで終わりではない。明日からまた戦いが始まる。


でも今日はそんな事はどうでもいいではないか!!力いっぱい喜ぼう!!

夢にまで見た表彰式。涙を浮かべている人もいた。
お客様もとても喜んでもらえた。プロセスももちろん重要だが、結果を出すことが
こんなにも気持よく最高だとは正直予想していなかった。
参加すれば自分の中の何かが変わる。それをきっかけに人生が変わる。

「きっとクルマが大好きになる」
是非体験してみてください。
まだ来たことがない方もメンバーが最高の笑顔でお迎えします。
言葉は簡単だがなかなかそうなれるものではない。
でも上手くいくとそれがキーデバイスとなって様々なシーンを
演出していき、人生が豊かにする。人生が変わる。
「クルマに乗っていたから」一生付き合える友達が沢山出来た
「クルマに乗っていたから」熱中できる趣味(Race)に出会えた
「クルマに乗っていたから」憧れの仕事に出会えた
「クルマに乗っていたから」クルマが大好きになった!

まさしくそのきっかけをネッツ神戸が創り出そう!
そんな大きな信念でVitzレース活動を続けて3年になる。
意味あるのか?単なるレースだろう?どうせ好き者の集まりだろ?
当初は社内でそんな逆風に常にさらされてきたのも事実だ。
でも活動を続けていく内にそれこそ様々な人が関わり、
沢山のコミュニケーションが生まれ、徐々に上がっていく実績と相まって
次第にモチベーションが上がっていき、いつの間にか人と人を繋ぐ連帯感が生まれた。
セッティングやレースの結果で一喜一憂を仲間で共有し続けることで、
今ではそれが会社規模になり、お客様が応援に駆けつけてくれるまでになった。
今年最後となるシリーズ戦。この1年は挑戦の連続で
思うような結果が出ず、声がかけられない程悔しがる姿も見てきた。
でもどんな状況になろうとも走り続ける。
全ては結果を出すために。そして次世代へつないでいく為に!
VITZRACE関西シリーズ第4戦 岡山国際サーキット

毎度ながらレースは事前準備から始まる。
練習ももちろんそうだがそれに伴う車の整備。
クルマは機械の集合体。その機械を正しく動かすのがエンジニアの役割であり
レースにおいて最も重要なポジョンだ。当日も朝早くから準備に取り掛かる。
しかしながらこのレースはクルマに直接手を入れ工夫する事は出来ない。
だからこそ難しい。機械的な工夫は一切出来ないために当たり前のものを
当たり前に組むしかない。
でも、同じ車でも時間が経てば走り方などで個体差も出てくる。
全く手を入れる事が出来ない中でエンジニアは知恵を絞り出来るだけ
不利にならないようにクルマを仕上げる。それはもう職人技だ。

やり残したことは無いか?忘れていることは無いか?
タイヤの溝1つにも気を配りながらエンジニアたちはレーススタートまで
常に自問自答を繰り返す。全てはドライバーが走りやすいように。
そして最高の勝負できるように。そしてその想いは普段のお客様への整備に根付いていく。

出場者は久々に3台となった。特筆すべきは本来の業務とエンジニア最高峰の資格を
取得する為に戦列を離れていたピンクが帰ってきたことだ。
高い目標を課せられた上層部との約束。
本人にとってはいばらの道だったはずだが応援してくれるお客様の為に
きちんと応えきって帰ってきた。もうそれだけで最高に格好いい。
ルーキーは変わらず安定した走りを見せる。
もう次世代のエースとして遜色ないほどに成長した。
爽やかな語り口と風貌からは想像できない走りを見せるが
才能に溺れることなく常にクレバーだ。
常に頭の片隅に置き練習でコツコツ何かを積み上げていく。
様々な事を試しながらモノにできるものを見つけ出し確実に実行する。
その積み上げが結果に結びつく。
「いつの間にか後ろに貼りついている」それはもうスナイパーだ。
予選は勝利のレッド43号第4位、23号(ブルー)第7位
22号(ピンク)第18位という結果
予想を裏切らない結果にスタッフもお客様も気持ちが盛り上がる。
今回もキッズたちのサインを掲げての挑戦。
書いてもらってから一貫して続けている事の一つだ。
「みんなの力を貰って走るんだよ!」をお子様にも。
普段キッズエンジニアなどで整備した車が実際にサーキットで戦う。
エンジニアもお子様も想いを同じにして挑むのだ。
ドライバーとのコミュニケーションも出来るようになりより身近に
感じてもらっている。さあみんなの願いを受け取った!
あとはレースにぶつけてくる!
運命のスタートが切られた。

さあスタートだ!エースは昔は苦手だったスタートを綺麗に決め、
第一コーナーへ飛び込む。本来はここでもいきなり勝負に出たかった筈だが
相手も相当の猛者。なかなか思うようにはいかず4位のまま。


ルーキーは7位からのスタート。スマートなスタートをしたなと思っていると
コーナー手前で突然クルマを内側に寄せ、その動きに反応した前の2台を
一気に抜き去る!!おお凄い!!狙ってたのか!?と思いきや
1台の猛者のカウンターをくらい1つ順位を上げるに留まった。
先にも書いたが本当に意外な事をやってのけるスナイパーだ。


一方ピンクは幾分か後方スタート。いろいろ苦難を乗り越えて賢い走りをするように
なったかと思いきや、迫力だけは健在だ。前の2台と違い前に団子状態で車がひしめき合う中、果敢にゆさぶりをかけ前に押し出すように車を駆り
早々に1台パスし1つ順位を上げた。。
一方エースはここからしばらくは膠着状態が続く。
今迄は前に距離があることが多く、後ろを気にしながらとにかく前へ!
というある程度勢いに乗ることが出来たが、自分の隙を見せずに
相手の隙を突くタイミングを見計らう苦しい時間が続く。
膠着と言っても後ろも前も同じくらい気にしておかなければならないのだ。


4週目。その均衡が一気に崩れ去る。
自分が仕掛けるより先に前の1台がコーナー手前から勝負に出た。
接触しそうになってもラインを譲らず殆ど押しのけるような感じで
2位に浮上した隙をついてエースも勝負を仕掛ける。押しのけられた1台が
失速した一瞬を見抜いてエースはフルスロットルで勝負に出る。
エースの意思に呼応し最大限の大気とガソリンを得た1NZエンジンが
一気に野太い雄たけびを上げ車体を前に押し出す。
その勢いで鼻先差で前に出るとそのまま3位へ浮上した!
地響きに近い歓声だった観客席とは裏腹に後ろからの猛プレッシャーに耐える時間となる。ブルーから撮った画像を見てほしい。この状態が延々と続いたのだ。


常に車体を少しずらせて
追い抜く隙をうかがう後者と後ろのプレッシャーをかわしながら
2位の隙を狙う。もうここまで来ると今迄の経験と精神力と運だ。

今迄ずっと夢見てきた表彰台。ネッツ神戸の看板を背負いながら必死に
ゴールまで走り抜ける。かたずをのんで見守る者。
力の限り叫んで応援する者。それぞれの想いが交錯しながらも願いは一つだ。
表彰台にあがるという共通の願い。社員がお客様が1つになった瞬間だ。
激しいプレッシャーをかけられながらもエースは3位でフィニッシュした。
ブルー(ルーキー)は1つ順位を上げて6位。ピンク(中堅)も1つ順位を上げて16位
(最終公式結果で失格が出たため、その後それぞれ1つづつ順位が上がった)

表彰台に上がる者だけが許される駐車エリアに誘導される。

社員がもっと一つになる。その元気をお客様に!
もう何度この言葉を繰り返してきただろう。
素人集団で活動を初めて3年。待ち望んだ最高の瞬間が訪れた。


クルマを降りた瞬間メンバーは思わず抱き合った。
そして滅多に笑わない総監督が最高の笑顔で迎える!
思えば当初から彼は公言していた。仕事のクオリティを下げずに結果す・・と。
このレース活動を絶やさないために。絶やさず続ければきっとお客様に伝わると
信じて。今迄やってきてよかった。その全てが現実になった。
辛い練習、時にはメンバー同士でぶつかり合いながらも1つのモノを作り上げた。
これで終わりではない。明日からまた戦いが始まる。


でも今日はそんな事はどうでもいいではないか!!力いっぱい喜ぼう!!

夢にまで見た表彰式。涙を浮かべている人もいた。
お客様もとても喜んでもらえた。プロセスももちろん重要だが、結果を出すことが
こんなにも気持よく最高だとは正直予想していなかった。
参加すれば自分の中の何かが変わる。それをきっかけに人生が変わる。

「きっとクルマが大好きになる」
是非体験してみてください。
まだ来たことがない方もメンバーが最高の笑顔でお迎えします。